昔ながらの・・・

まだまだ、ブログが書き慣れてない 中澤です。
今週は、最近の家ではあまり使うことが少なくなった下見板の押え桟について書きます。
こういった細い材料にギザギザの加工をしていきます。
大工さんはまとめて何本か?まとめて加工する人もいるそうですが、うちの工場では1本、1本、1か所づつ丁寧に加工していきますよ。
それは、なぜ??
と言うと、まあ~
いかに早くキレイにできるのか?をいつも研究しながら努力しています。
「こうやって、してみたら?どう?」とか言って5~6種類ほど色々と加工を試してきたが・・・
これから説明します。
この機械で加工します。
見た目は、普通の丸鋸に見えますがこの機械は丸鋸が横にスライドします。
ただスライドするだけじゃなくて、若干、Rになっています。(少し見にくいかもしれませんが・・・)
Rになっているのにはわけがあって、薄い板というのは必ず反りがでるのです。
そこで、その板の反りがうまく押え桟とくっつくようになっていろわけなんです!!
1本づつ加工すると、やっぱり時間がかかってしまうわけなんです。ですが、加工屋である以上
「お客さんには、仕上がりが一番キレイなやり方のものを出したい」ということをいつも思いながら加工しているので、
このやり方が今のところベストだと考えています。
昔ながらの外壁っていうのは見た時、もしかしたらうちの工場で納めたものかも?って見てしまいますし
何か、風情というか、金沢らしい感じがあるような気がします。
これからも、ストレートに思ったことを書いていきますよ~
加工センター 中澤(^-^)