今日は弊社社長の様に私も少し昔話しをしようと思います。
私も東森木材に入社して21年経ちました。
入社してすぐ倉庫管理をすることになり、
「1年目は無我夢中で仕事、2年目は多少余裕で仕事、
3年目は自身満々で仕事」
そして気が付けば見事に天狗になっていたと思います。
今思えば小さなお山の大将です。
そして4年目に営業をすることになり弊社会長(当時社長)から紙を渡され
「書いてある所を全部行ってこい」と言われ飛び込み営業に出ました。
外回りをしばらくして私の天狗の鼻は見事に折られました。
「お前は全然、木や住宅のこと知らないから勉強して出直してこい!」
他の所でも似た様なことを言われました。
半年廻っても全然商品を買ってもらえない!
当時心が折れ、出した結論・・・・・辞表を出しました。
その時弊社会長に「お前の悩みはわかるけど、プロになればお客様は
必ず買ってくれる様になる。もう少し頑張ってみんか!」
そう言って私の目の前で辞表を破りました。(一生懸命書いたのに!)
その時思いました、倉庫管理をして当社扱いの商品はわかっても、
その商品が住宅などのどこに使うものなのか全然知らない。
商品を買ってもらえない原因は自分や!
それから、わからないことはお客様に聞いたり木の本を買って読んだり
建築現場へ行って大工さんに使う場所を聞いたりしていく内に、段々と
木(木材)がおもしろくなってきて早18年経ちます。
私も今まで色々壁にぶつかりましたが、その時は大きな悩みでしたが
今は小さな悩みだったと思います。
色々な方とお話しさせていただくと自分自身の視野が広まり今までと
違う考え方も出来る様になってきました。
今思えば辞表を出した時が私の人生の分岐点だったと思います。
専務取締役 田島