前回のピアスに続きまして、今回は、ちょっと大人の雰囲気を漂わせるアンバー(琥珀)に合わせる彫刻を制作いたしました。
素材は黒っぽく硬い材種のローズウッドです。やはり落ち着いた雰囲気を醸し出してくれました。
このブレスレットは、パーティーシーンからちょっとお出かけの普段使いまで、幅広く身に着けて頂けるものをと考えて制作されたそうです。
アンバー(琥珀)は約3000万年前に植物の樹液が固まったものとされていますが、植物由来の宝石と木の組み合わせは温か味も加わって冬のお出かけの良いアクセントになりそうですね。
サンプルとしてメープルの木でも制作したので、脇役ながら写真に写してもらいました。
レーザー加工の点からいえば、やはりローズウッドは固すぎて細密カットはとても難しいのです。出力調整と素材の厚み調整と含水率の調整が極めて微妙なので、いつも大変苦労しています。ですが良い物が出来て、とても喜んでいただけるので苦労の甲斐があるというものでしょう。
また次回作をお楽しみに。近日公開迫る(笑)
加工センター 西島