金沢木材販売事情(その9:労働災害)

こんばんは、街道です。

さて、今回は、タイトルにある通り労働災害についてのお話です。

皆さんは就業中に怪我や病気になったことがおありでしょうか。

弊社では木材の加工も行っていますので、木工機械による怪我は付いて回るものです。

小さな怪我でしたら、絆創膏をはって赤チンでも塗っておけばよいのですが、大きなけがや病気となるとそうは問屋がおろしません。まして就業時間中ともなれば労働基準局まで動いてしまうことになりかねません。

どういう状況で、どんな怪我を負ったのか、勤務時間が長すぎていないか、過酷な労働をさせていないか、しまいには精神的に追い込んでいないかとまで聞かれてしまうこともあるようです。

仕事上怪我はつきものと先に書きましたが、実際木工機械による怪我は少なくありません。年季の入った大工さんには、結構

指が何本かないなんて人もいらっしゃいます。製材業の方にもみられます。

弊社の加工場では、少し前に大きなとげが刺さり、病院にお世話になるようなこともありましたが、幸い死に至るような大きな事故は起きていません。

といっても私自身、はずかしながら右手の人差し指が左手よりなぜか5ミリ程短くなっています。(泣)

私は日々こう思います。

従業員は皆、自分を含めた家族が幸せであるために働いているのです。しかし一旦事故が起きると、自分も辛くなりますし、幸せであれと願う家族が苦しむことにもなってしまいます。

改めて社長としての責任を痛感し、監督者として襟を正していかなければと思っております。

それでは、また。