金沢木材販売事情(その6:真夜中のハイウエイ)

社長です。

ただ今出張より戻りました。と言っても注文材を引き取りに行っただけなのですが。

数日前、鳥取の仕入れ先業者さんから「注文の地松(国産の赤松のこと)上がりましたよ」との電話。そういやそんなもの頼んどったわいと思っていると、「で、配送どうします。23日なら兵庫まで行く予定あるけど」とのお言葉。思いだしてみると、確か納期の決まった仕事で、今月末には加工して納めなければいけなかったはず。兵庫から先も予定してくれると助かるんですけどと言いたいところを、「はいはい、それでしたらわたくしめ、当日引き取りに参じます。で、待ち合わせの場所と時間は?」。 「〇〇木材市場で、朝の7時です」。トラックが空くのは前日の午後5時以降。で、朝の7時に兵庫北部に集合となれば、どうあがいても夜間に移動せざるを得ない訳です。

そんな次第で、昨日の夜8時頃、勇躍出発。出るのが早すぎるとお思いでしょうが、眠くてどうにもならなくなる前に、とっとと現場にいって、仮眠をとる方を選びました。時間は十分なので、普段入らないようなサービスエリアなんかにも気晴らしに冷やかしで入ったりして、のんびり行くこと約5時間。現場近くの道の駅に到着です。思ったほど途中眠気に襲われませんでした。初めて行くところだし、夜だし、暗いし、雨まで降ってるしで、気が張っていたんでしょうね。早速、途中コンビニで買い求めたワンカップで一人酒宴を開いた後に仮眠を取りました。仮眠といっても、2トントラックで行ったので、車内は狭く、体を伸ばして横になるなんてできません。助手席で無理に体を折り曲げてうとうとしている内に朝の6時を迎えました。

予定通り7時に現場で合流。木材市場のフォークリフトを勝手にお借りして荷物を積み替えです。(へー、誰も居ないのに、リフトの鍵付けっぱなしなんだ)なんて感心している内に作業終了。暫く世間話をして、解散です。帰りの方がしんどかったです。変な恰好で寝ていたせいか、腰は痛いし、肩は張るし、睡眠不足でとにかく眠いし、おまけに福井に入るなり、強風が吹くしで、ひたすら安全運転で帰ってきました。いつもでしたら、地松にかこつけて失敗談を一くさりするところなのですが、疲れました。本日はこれにて終了です。家に帰ってまず一眠りすることにします。

それではまた次回まで。